5月5日に発売されたTrek To Yomiをクリアまでプレイしましたのでクリア後評価、レビューをしていきたいと思います。
ストーリーのネタバレは避けておりますが、システム的な要素でネタバレとなる可能性がありますのでお気を付けください。
Youtubeのほうには実際のプレイ映像付きでレビュー動画を投稿しております。
作品概要
製品名 | Trek To Yomi(黄泉への旅路) |
ハード | PS5,PS4,Xbox,PC |
ジャンル | アクション |
発売日 | 2022年5月5日 |
発売元 | Devolver Digital |
CERO | Z:18歳以上のみ対象 |
通常価格(税込) | PS5,PS4:2,310円 PC:2,050円 Xbox:2,350円 ※Xbox Game Pass対象タイトル |
公式サイト | https://www.trektoyomi.com/ |
良かった点
雰囲気はバツグン
黒澤明監督の映画や日本文化に影響を受けているという本作は全編通してモノクロで表現されています。
侍とモノクロの組み合わせが合わないわけがありません。
昔の時代劇映画さながらの雰囲気の中、侍として刀を振るのは他のゲームにはない体験となるはずです。
他のゲームにはないと言いましたがゴーストオブツシマの黒澤モードと同じようなものです。
Trek To Yomiは2Dですからゴーストオブツシマとはまた違うということで。
素晴らしいローカライズ
この雰囲気であればやはり日本語で堪能したいと思う方は多いはずです。
その点に関しては全く心配はいりません。
言葉遣いや文脈に関して気になるところはまったくありませんでした。
セリフはフルボイスで主人公の大輝を演じる加藤将之さんや強敵の陽炎を演じる大塚明夫さんの安定の素晴らしい演技のおかげで没入感はさらに高まっていくことでしょう。
リトライがしやすい
道中には祠があり、これに触れることでセーブをすることができます。
ゲームオーバーとなった際は一番最後に触れた祠から復活ができます。
この祠が結構短い感覚で配置されているためゲームオーバーになったら進行状況がすごい前に戻されるということはありません。
ただし道中の祠を取り忘れたりしているとかなり前に戻される可能性がありますので注意してください。
また、死んでから復活までのロードは一瞬のためやり直しに対してのストレスはまったく感じませんでした。
不満点・気になったところ
戦闘は楽しいが荒い部分もある
私がプレイしたのがPS5版のため、ボタン操作はPS5版を参考に説明をさせて頂きます。
まず弱攻撃が□ボタン、強攻撃が△ボタン、ガードがL1、ローリングが〇ボタン、ダッシュが〇ボタン長押しです。
ここからスティック入力と□△の組み合わせで技を出すことができ攻撃の出の速さやが違ったり、相手を気絶させる効果があったりします。
気絶した敵に対してR1を押すととどめの一撃を繰り出すことができ敵を倒すと同時に自分の体力が回復します。
敵の攻撃に合わせてタイミングよくガードをすることでパリィができ敵が一瞬怯みます。パリィに成功すると結構気持ち良いです。
これらの操作を駆使して進んでいくことになります。
弱攻撃は出が速く、強攻撃は出が遅いです。いきなり強攻撃を出すと敵の攻撃の方が速く、こちらの攻撃を潰されることがほとんどです。
スティック上+□の上段攻撃とスティック下+□の下段攻撃は出がとても速く、ここからコンボに繋げていくことで敵からの攻撃の被弾を格段に抑えることができるようになります。
この上段、下段攻撃から派生するあるコンボが気絶からのとどめの一撃を非常に決めやすく、ほぼこのコンボだけで攻略可能になってしまいます。
私はこれに気づいてからはほとんどこのコンボしか使わなくなってしまったため戦闘が単調になってしまいました。
また、敵の攻撃パターンが少なく、敵の種類によってどんな攻撃をしてくるか分かりやすいためこれも戦闘が単調になりやすい要因になっています。
パリィのタイミングは結構シビアで難しいです。特にボスはパリィができない攻撃なのか、パリィできるけどタイミングが合っていなくてできていないのかが判別しづらくストレスが溜まることもありました。
敵が攻撃してこなくなるバグ
道中を進んでいると急に敵が棒立ちになって攻撃をしてこなくなることが何回かありました。
一度そうなるとしばらくその状態のためなんの苦労もなく先に進めてしまうという事態になっていました。
クリア後の要素
クリア後には新たな難易度で「剣聖」が追加されます。
これは相手を一撃で倒せる代わりに自分も一撃で倒されるというものです。
ボスはさすがに一撃では倒せないようですが与えるダメージは増えるようです。
総評
プレイ時間としては4時間くらいでした。
値段のことを考えると妥当な時間なのではないかなと思います。
侍、モノクロ、と聞いて気になる方は値段も高くないので買ってみてはいかがでしょうか。
XboxのかたはGame Pass対象タイトルのため気兼ねなく遊べるのではないでしょうか。
アクション自体は少し荒めな出来の印象を受けたのでそのあたりを許容できないとストレスを感じるかもしれません。
実況動画をyoutubeに投稿していますのでもし動画でどんな感じか確認したい場合はご覧ください。