NINTENDO Switch用ソフトとして2018年に発売されたオクトパストラベラーの新作、オクトパストラベラー大陸の覇者がついに!ようやく!スマートフォン向けアプリとしてリリースされました。
発表されてからずっと待ち望んでいた私が遊んでみた感想を書いていこうと思います。
今の進み具合は富・名声・権力のすべての章と終章までクリアしています。
目次
作品概要
製品名 | オクトパストラベラー 大陸の覇者 |
ハード | iOS・Android |
ジャンル | シングルプレイRPG |
発売日 | 2020年10月28日 |
発売元 | スクウェア・エニックス |
開発元 | スクウェア・エニックス |
CERO | – |
通常価格(税込) | 基本無料(アイテム課金制) |
公式サイト | https://www.jp.square-enix.com/octopathtraveler_SP/ |
良かった点
前作を引き継いだシステム
スマホでのリリースになったことにより前作からどのように変わってしまうのか心配をしていました。
しかし実際にプレイをしてみるとしっかりと前作の特徴をしっかり引き継いでいました。
相手の弱点を突くことで起こるブレイク、ターン毎に溜まるBPを利用してのブーストなど戦略を練ったバトルをすることができます。
私はオクトパストラベラーのバトルがとても好きで、雑魚敵相手でも弱点を突かなければ戦闘が長びいてしまうことがあります。
ボス戦に至っては長期戦を覚悟しておかなければなりません。
パーティ編成を間違えれば簡単に全滅します。
まだ序盤なのでそこまで苦戦はしていませんが倒すのに10分以上かかったボスはいました。
それでも、ブレイク中のボスに4人全員ブーストMAXで弱点攻撃を叩き込んだ時は爽快です。
8人パーティ制
前作は4人パーティでしたが大陸の覇者では8人パーティの交代制です。4人ずつ前衛と後衛に分かれて配置されます。
攻撃をしたりダメージを受けるのは前衛のみです。後衛はターン毎にHP、SPが回復します。
ターンが回ってこれば前衛と後衛を交代することができ、交代したことによるウエイトタイムもなく行動ができます。
この8人制の導入により戦闘に持ち込める武器の種類や属性が増えたわけです。
パーティが増えるということは当然、弱点を突ける確率が高くなるわけで戦闘は前作より楽になったのではないかと思います。
戦闘が楽になって歯応えが無くなると感じる方もいるかもしれませんが、そこはスマホアプリとゲーム機の違いということでスマホでやる手軽さを重視するには良かったのではないでしょうか。
移動がスムーズ
スマホゲームの一番の嫌なところは操作のしにくさだと思っています。
特にキャラクターの移動がやりにくいゲームはそれだけで遊ぶ意欲がなくなります。
大陸の覇者はどうかというと私個人の意見としては、悪くないと思います。
一度スワイプかフリックをすると行き止まりに着くまで勝手に進みます。
途中で分かれ道がある場合は行きたいほうにスワイプすると方向を変えて進んでくれます。感度も良く、「スワイプしたほうに進んでくれない」ということはほとんどありません。
フィールドやダンジョンはこの移動方法がやりやすいような形をしており、探索がまったく苦ではありません。
グラフィックと音楽が素晴らしい
前作でも話題になったHD-2Dという表現方法ですが、スマホでもその綺麗さは十分発揮されています。
2Dなのに3Dのような奥行きがあって背景も動きがあるドット絵です。
私は年齢的にほとんどドット絵のゲームをしてこなかった世代のためドット絵に抵抗がありました。
しかしオクトパストラベラーのドット絵は抵抗なく、前作はクリアすることができました。
今回の大陸の覇者でもHD-2Dのドット絵の良さはそのまま引き継いでいるのでぜひ体験をしてみてください。
音楽に関しても、聴くと「オクトパストラベラーだ!」とテンションが上がるものになっているので周りに迷惑の掛からない程度に大きな音でプレイしてみてほしいです。
終章をクリアしてからが本番
富・名声・権力の最終章のボスたちは何度も全滅し、かなり苦戦しましたが終章のボスは1回目で倒してしまいました。
その後エンドロールが流れたのでいったんここで終わりで、次はアップデート待ちかなーと思っていたのですが普通に新たな章が始まり、新しい街にも行けるようになりました。
新しいエリアは推奨レベルが高くなりもらえる経験値も今までより少し増えました。
街で会話ができる人たちの中には現時点では交渉のレベルが足りない人たちもたくさん出てきています。
「まだまだキャラの育成が足りん!」と言われているようでこっちとしては「やったるわぁ!!」という気持ちです。
不満点・気になったところ
スマホじゃないほうが良かった
私が普段スマホでゲームをしないからというのもありますが、やはりスマホで出すよりは前作同様Switchで出してほしかったです。
前にも書いたように操作は苦痛ではないですがボタンがたくさんあるSwitchのほうがやりやすいのは間違いありません。
さらにこれだけの完成度ですし普通にゲーム機で発売しても問題なかったのではないかと思ってしまいます。
仲間同士の関係が薄い
これは前作でもそうだったのですが、キャラクター同士の関係が薄く、一緒に旅をしている仲間という感じがありません。
今作では仲間がガチャで手に入るのでいっそうそう感じてしまいます。
スマホゲーである以上ガチャ要素を入れたくなるのは分かるですがキャラクターではなく別のことでガチャを入れてもらって、前作では描き切れなかった仲間同士のストーリーに力を入れてもらえると良かったなあと思います。
総評
スマホゲームをまったくやらない私が継続して遊べていることからも分かるように、とても満足しています。
RPG好きの方はプレイして頂いて間違いないでしょう。今のところ早く始めないと置いていかれるといったこともないので自分のペースで進められるのも良いところです。
私はこれからもどんどんやり込んでいきたいと思います。
また、早速ガチャで前作の主人公の1人ハンイットが出てきまして、キャラクターもこれから盛り上がっていきそうな感じです。
いずれ前作の8人でパーティを組むことができるようになるのでしょうか。
考えただけでとってもワクワクします。