今回、PS5でフリープレイとして配布されたプレイグテイル-イノセンス-のPS5版をクリアしましたのでレビュー、評価を書いていきます。
ネタバレを含んでいますのでご覧の際はお気を付けください。
作品概要
製品名 | A PLAGUE TALE-INNOCENCE-(プレイグテイル-イノセンス-) |
ハード | PS5 |
ジャンル | アクションアドベンチャー |
発売日 | 2021年7月6日 |
発売元 | オーイズミ・アミュージオ |
CERO | Z(18歳以上のみ対象) |
通常価格(税込) | 4,900円 |
公式サイト | https://www.o-amuzio.co.jp/games/aplaguetale_ps5/main.html |
まず初めに、私はPS5版しかプレイしていませんのでPS4版との比較はできておりません。ご了承ください。
良かった点
ちょうど良いホラー感
第一に自分がホラーゲームが苦手なためバイオハザードのようなゾンビが出てくるゲームはプレイできないのですが、このゲームに出てくるのはあくまで「ネズミ」と「人間」であり、見た目が気持ち悪く嚙まれたら終わりだとは言え、結局はネズミだと考えるとそれほど怖さを感じることなくプレイすることができました。
また、驚かせに来る怖さというよりはグロテスクな怖さが多い内容になっています。自分はグロテスク表現は大丈夫なほうなので気にせず進むことができました。
これは私がホラーテイストのゲームを最後までプレイできた1つの要因だと思います。(※2つ目の要因は次項)
グロテスク表現が苦手な方は目をそむけたくなるような場面が所々に出てきますのでお気を付けください。
仲間がいる
私はプレイするまでてっきりアリシアとユーゴの2人旅の物語だと思っていました。
ですがストーリーが進むとどんどん似たような境遇の子供たちが2人のもとに集い、協力をしてくれるようになり一緒に生活をするようになります。
時には3人で一緒に進んでいったり、ユーゴの代わりにアリシアと2人で進んで行く場面もあります。
仲間はそれぞれできることが異なり、鍵のかかった箱を開けてくれたり敵を倒してくれたりとアリシアとユーゴの旅をサポートしてくれます。
この仲間たちの存在が基本的に暗い世界観の中に明るさを入れてくれており、ストーリー的にもプレイする自分にも支えになっていたのは間違いありません。
この「1人ではない感」が私がホラーテイストのゲームを最後までプレイできた2つ目の要因だと思います。
アイテム(スリングの弾)の種類が多かった
火が出るイグニファー、金属を腐食させ敵の兜を脱がせることができるデヴォランティスなど錬金術を使って作れる様々なアイテムがストーリーの進行に合わせて開放されていきます。
このアイテムは直接手で投げたり、スリングで弾として飛ばしたりでき、このアイテムたちと環境を上手く活用して窮地を脱していく必要があります。
(※スリングとは石などを遠心力を利用して投げる紐状の投石器です。)
どのアイテムを使わなければならないかの判断はあまり難しくないのですが、工夫次第でアイテムの消費を少なく抑えたり、逆に選択を間違えてピンチになったりとプレイヤーのやり方によって状況が変わるため手持ちのアイテムを駆使しながら敵を倒したりネズミを退けたりして進んでいくのは楽しかったです。
このアイテムが思った以上に種類があったため新しいものが使えるようになるたびにその効果に驚きながらも楽しくプレイすることができました。
不満点・気になったところ
字幕を読んでいる暇がない
これは英語音声、日本語字幕のゲームでは仕方のない部分ではあるのですが、敵との戦闘中やネズミに追われている時など忙しい場面では字幕を読んでいる余裕がありません。
しかも結構プレイ中にキャラクター同士が会話をする頻度が多いので見逃しがちな会話が多くなります。
せっかくストーリーがしっかりしているゲームなのに字幕を読み切れないというのはどうしてもマイナスになってしまいます。
現状は自分の実況動画を見直したりで対応するしかありません。
クリア後の要素
クリア後は特に追加要素は確認できませんでした。
ただ、普通に進めているだけでは収集物をすべて回収するのは難しいと思いますので、収集物コンプリートを目標に2週目をやってみるのも良いかもしれません。
総評
プレイ時間としてはクリアまで約10時間でした。収集物は全然集められていない状態です。値段やゲームのジャンルからすれば十分なボリュームなのではないでしょうか。
ホラーテイストだったりグロテスク表現があったりでCEROがZ指定のためプレイできる方は限られてしまいますが、私はプレイ前に予想していたより全然怖さは感じませんでした。
気になっているけどホラーが苦手という方は一度プレイ動画を確認して、できそうと思えばプレイしてみてはいかがでしょうか。
急に驚かせてくるタイプのホラーゲームとは少し方向性が違うと思います。
先日のE3 2021で続編が発表されたばかりなので私はそれを楽しみに待ちたいと思います。
実況動画をyoutubeに投稿していますのでもし動画でどんな感じか確認したい場合はご覧ください。
ゲームオーバーから再開までのロードはほぼありません。