Need for Speed Payback クリア後レビュー

今回PS4で10月のフリープレイとして提供されたニードフォースピードペイバックをストーリークリアまでプレイしましたのでレビューを書いていこうと思います。

作品概要

製品名Need for Speed Payback(ニードフォースピード ペイバック)
ハードPS4・Xbox One・PC
ジャンルレース
発売日 2017年11月10日
発売元エレクトロニック・アーツ
開発元Ghost Games
CEROB
通常価格(税込)8,580円
公式サイトhttps://www.ea.com/ja-jp/games/need-for-speed/need-for-speed-payback

良かった点

車の操作感

こういったレースゲームは作品ごとに操作性が変わりがちで操作しやすかったりしにくかったりとあるのですが今回のペイバックは操作に違和感を感じることがなくゲームを楽しむことができました。

飽きの来ないミッション

様々なミッションが用意されており、大きく分けて5つあります。
バトル、オフロード、ドラッグ、ドリフト、ランナーです。
一つずつ説明していきます。

バトル

いわゆる一般的なレースです。8台くらいで指定されたコースを走って1位を目指します。
短めのコースを周回するレースと何十kmあるコースを走り抜けるレースがあります。主に舗装された道路がコースになっているので走りやすいです。

オフロード

主に舗装されていない凸凹の道がコースになったレースです。悪路を走ることになるので車の操作が難しいです。
私は後半のオフロードレースは全然勝てず、何度もやり直しました。
このゲームで一番苦戦したのがこのオフロードです。

ドラッグ

短めの直線距離のスタートからゴールまでの速さを競うレースです。ドラッグレースだけは操作がミッション固定になり、自分でシフトチェンジの操作をしなくてはいけません。

ドリフト

カーブの多いコースでドリフトをして指定された以上の点数を稼げればクリアとなります。
ちゃんとドリフト用のコースになっていて上手くドリフトが続いたときはめちゃくちゃ気持ち良いです。
ただ一回で高得点を出すのは簡単ではなく、ある程度コースを覚える必要があるかなと思いました。
クリアだけならなんとか一回でいけることが多かったです。

ランナー

警察や敵対勢力の車両から追いかけられながらゴールを目指すミッションと、指定された場所を時間内に巡るミッションがあります。
敵車両を破壊した時の爽快感はたまりません。
破壊した時にスローモーションになる演出は個人的には良いと思いました。人によってはプレイが中断されることを好まない方もいるかもしれません。

このようにミッションが5つに分かれてる上にミッションの内容でも数種類あり、さらに同じコースを走ることがないので最後まで飽きずに楽しむことができました。
前に走ったことがある道でも途中からは前と違う方向に分岐したりと工夫がされていました。

車の性能を上げるのが楽しい

車の主なチューニングは6つのパーツカードを装備することで行います。


カードの入手方法としてはミッション完了後に1枚手に入ります。
あとはチューニングショップでゲーム内マネーを使って購入したり、いらないカード3枚をランダムで別のカード1枚に交換したりで手に入れることができます。
チューニングショップは10分に1回品揃えが変わるのですが購入できるカードだけでは性能を上げるのにいずれ限界が来ます。
性能を上げるのに重要なのがいらないカード3枚をランダムで別のカード1枚に交換するいわゆるガチャ要素です。
ガチャを回すときはどんな性能のパーツカードが出るかワクワクドキドキしていました。
このガチャ要素があまり世間では受け入れられていないようですが私はまったくマイナスには感じませんでした。
なぜなら各ミッション用の車を1台ずつレベルMAXまで上げるくらいであればリアルマネーなしのガチャで十分だったからです。
このゲームには「シップメント」という要素があり、ゲーム内で稼げるREPというポイントによって装飾アイテムやゲーム内マネー、前述のガチャを回すためのトークンがもらえるようになっています。
ここでもらえるトークンのおかげで私はリアルマネーを使うことなく自分の車たちをレベルMAXの399まで上げ、ストーリーをクリアすることができました。

不満点・気になったところ

オフロードが難しすぎる

なんといってもこのゲーム、オフロードが難しすぎます。
オフロードなので車が思ったように動かしづらい仕様なのは分かるのですが、CPUは曲がりにくいカーブをすいすい曲がっていきます。たまに崖下に落ちたりもするのですが復帰がめちゃくちゃ早いです。
また、オフロード特有の砂ぼこりの影響もあり障害物の岩が見にくく何度もぶつかってクラッシュをしました。
勝てないなら性能を上げようと思っても上げすぎると今度は曲がりたいところでスピードがつき過ぎて無駄にジャンプしてしまい木にぶつかったり、スピードがつき過ぎないようにブレーキをしたら後続車に抜かされたりとどうしたら勝てるのかと、とてもストレスが溜まる場面がありました。

一般車が多いように感じた

レース中に障害物として普通に走行している一般車ですが、
ドラッグレース中にある地点で横から一般車が出てきて必ずぶつかるとうことが起きました。
CPUがトップでその地点を抜けるときは一般車が出てこず、理不尽だと感じました。
バトルのレース中には2車線ある道路で2車線とも一般車が走っていて道を塞いでおり、避けきれずクラッシュすることが何回かありました。
こういった点で一般車の配置で勝負の行方が変わってしまう運要素が出来てしまっていたのでそこは残念に感じました。

総評

以上、ここまで感想を書いてきましたがフリープレイになっていたため手を出したゲームでしたが、思っていた以上に楽しめました。
レースゲームをやったのが久しぶりだったというのも好感触だった理由としてはあるかもしれません。
ただ恐ろしい数あるアクティビティをこなす気力は出ず、オンラインマルチにも全く手を出していません。
ボリューム感としては個人的にはストーリークリアだけで満足でした。
もしPS5でニードフォースピードの新作が出たとしたら即決で買おうとは思わないと思います。
じっくり考えて購入を検討します。